子どもたちが強く、たくましく育ってほしい

活動報告 H19(2007)前期

1.前期の戦績・結果報告


 今年の1月6日の新年互礼会から新チームとしてスタートしました。


最初の試合(公式戦・準公式戦)は、2月25日のベアーズカップでした。第1試合を3-0の完封勝ちで幸先のよいスタートを切りましたが、その後2試合に負けて、結局1勝2敗の4位に終わりました。優勝は大芝でした。


 


 3月に入り公式戦が始まり、7月末までの7試合で、0勝6敗1抽選負けとなっています。


3月~4月に行った4試合では、6点差以上の大差での惨敗であり、これはピッチャーの四死球が多かったこと、ならびに守備の弱さが主な敗因でした。レギュラーは、6年生が3人から4人、あとは5年生ですから、全て6年生のチームには体力で劣り、さらには最初から気持ちで負けていた面もありました。


 5月以降の3試合は、雨天抽選負けの後、0-1、0-4と内容的に惜しい試合が続きました。相手も段原、大芝と強いチームに惜敗です。これは、ピッチャーの試合前での投げ込みを行い制球力の改善を図ったこと、守備を固定化して練習を重ね守備力の強化を図ったことによる成果です。ただ、あと一歩およばず、試合の中のあれがヒットになっていれば、あのエラーがなければという、ひとつが変わっていれば勝てていたはずだったと指導者としても悔しい試合でした。


 


 7月に入り、1日に招待試合の大芝杯に参加し、6-2、4-1、3-0の3連勝で、みごと優勝を果たしました。最近のチームの好調さがやっと結果に現れました。ピッチャーの制球が良く、エラーが少なく、チャンスでヒットが出る、また、1回戦は大芝の5年生チームであり、相手のエラーにも助けられるという幸運もありましたが、それにもまして、選手の絶対勝つぞという精神力の強さが、チームに優勝カップ、選手に金メダルをもたらせたのだと思います。結果的に隣のチームの大芝と、お互いが主催したカップ戦を仲良く取り合ったことになりました。


 


 7月中旬からリーグ戦に入り、これは参加10チームによる総当り9試合を12月まで行うもので、1戦目を戸坂と行い、7-0の3回コールドで勝ちました。続いて、招待試合の吉島杯に参加し、好調をキープして大芝杯に続いての連続入賞をねらったところでしたが、1回戦で佐伯地区の強豪の河内とあたり、1-3と惜敗しました。勝てるチャンスでの消極的なプレーが勝敗の行方を決しました。結局、吉島杯は河内が優勝し、河内に対する失点ではベアーズが最小であったことが慰めとなりました。


 そして先日、三篠小学校でリーグ戦の2戦目を吉島と行いましたが、下級生の応援むなしく、0-7の4回コールドで惨敗しました。四球後のエラー、走塁ミス、3月~4月のチームに戻ったかのような負け方でした。これは、選手たちの練習不足ならびに勝ちが続いたことによるおごり、それ以上に実力不足を露呈したものです。


 


 前期は公式戦・準公式戦(招待試合、リーグ戦)合わせて、5勝10敗でしたが(雨天抽選負け含まず)、勝敗の数字よりも、ベアーズとして「優勝」という名誉を勝ち取り、子供たちに笑顔と喜びを与えることが出来たことが大きな成果といえます。また、6月のプロ野球観戦では、市民球場のグランドへ実際に入りベースランニングを行ったことは、貴重な経験になったと思います。


 


2.後期に向けて


 後期での公式戦・準公式戦は10試合以上有りますが、チームとしての実力はまだまだです。あせらず基本練習を重ねて、最終の公式戦となる10月のNHK杯に良い結果が出せるようにがんばっていきたいと思います。


 一にキャッチボール、二に素振り、三に楽しくです


 


 最後に、7月22日に来年に向けての5年生大会に参加し、1勝1分けの4位、惜しくもメダルをのがしました。連勝できる試合でしたが、集中力が途中で切れていました。


10月の新人戦では、優勝目指して がんばろう!


監督 倉本

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