子どもたちが強く、たくましく育ってほしい

平和(へいわ)

今年で66回目となる広島平和記念式典で子ども代表に選ばれた6年福原真拓君が、己斐小学校6年の藤田菜乃歌さんと「平和への誓い」を力強く発表しました。われわれベアーズも福原君たち子ども代表が一生懸命に考えた平和メッセージを理解し共有しましょう。   

20110806


 


 


 


 


 


平和への誓い (全文)


 今年、3月11日、東日本では、大震災によって、たくさんの人が命を失いました。今でも行方がわからない人がたくさんいます。


多くの人が大切な家族や友だちを失い、津波で何もかもなくなった被災地の姿に、わたしたちは言葉を失い、悲しく、胸が苦しくなりました。


 66年前の今日、午前8時15分、広島に原子爆弾が投下されました。


爆風が何もかも吹き飛ばし、炎がすべてを焼き尽くし、人々の当たり前の生活と、多くの尊い命が一瞬にして奪われました。


どんなに苦しかったでしょう。どんなにつらかったでしょう。どんなにくやしかったでしょう。


 わたしたち一人一人は、だれもがみな大切な存在です。それなのに、どうして人間は、たくさんの命を犠牲にして戦争をするのでしょうか。


戦争を始めるのは人間です。人間の力で起こさないようにできるはずです。


 悲しみに満ちた広島に草木が芽生えました。人々は、平和への強い思いをもって、復興に向けて歩みはじめました。


未来をつくるのは人間です。


喜びや悲しみを分かち合い、あきらめないで進めば、必ず夢や希望が生まれます。 わたしたちは、人間の力を信じています。


 人間は、相手を思いやり、支え合うことができます。人間は、互いに理解し合い、平和の大切さを伝え合うことができます。


わたしたちは、今を生きる人間として、夢と希望があふれる未来をつくるために、行動していくことを誓います。                                  

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